韓国ドラマ「ファンジニ」の魅力。
ファンジニと,ウノの恋がとても美しく描かれているのはなぜだろう。韓国ドラマは,「チェオクの剣」とか,「太王四神記」くらいだ。「チャングムの誓い」も少し見た。今までのものは,少しストーリーが複雑だ。この先,ファンジニも終盤,混迷していくのかもしれない。前半の内容を思い出してみるのに,ウノとファンジニの身分を越えたいかにも若い透きとおった爽やかな出会いがある。これが,幾多の苦難を乗り越えて,なんとか一時的にでも結ばれるのかと思いきや,ドラマは急転直下ウノの死に辿りつく。直前で,ソムソムが自殺する場面があるが,これが暗示的といえばいえる。自分たちは,「金持ちのおもちゃ」になって囲われものになっていい暮らしができればいいのだ。好きな相手と生涯を添い遂げるなんて,そんな夢をみてはいけないのだ。でも,このドラマは,禁断の愛をあまりにも美しく描いている。その出会いのシーンから,ふたりは暮らし始めたら良かったのにと思わざるを得ない。母親は,結局自分の子どもを殺してしまったのだ。父親はともかく,母の桎梏が重かった。最後に,お棺にすがりつくファンジニの姿は見るものには,ショッキングなシーンとなる。後半は,おそらくファンジニは,初恋の酷い結末に終始悩まされるだろう。あの暖かいデートは忘れられないだろう。私は弱い人間が死ねばいいとは思わない。ウノは,本当にいい青年だったと思う。むしろ,孝行すぎたのだ。
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